一般医のための画像診断セミナー
大腸憩室炎の超音波像
湯浅 肇
1
,
井出 満
2
1聖隷三方原病院総合診療部
2岸和田徳州会病院腹部超音波室
pp.546-549
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901540
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■大腸憩室炎は虫垂炎とともに超音波検査で確認できる疾患の1つである.
■大腸に限局性の浮腫性肥厚をみたら憩室炎を疑い,鑑別診断を進める.
■大腸憩室炎の鑑別として虫垂炎および大腸癌が重要だが,確診が得られない場合,経時的に経過をみることによってはっきりすることが多い.
■大腸憩室炎の超音波像は5つの特徴が挙げられる.この点に着目して像を描く必要がある.
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