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特集 神経疾患エマージェンシー
症状からのアプローチ
頭部外傷と頸髄損傷の診断と初期治療
Initial Management of Brain and Spinal Cord Injury
菊野 隆明
1
1国立東京第二病院救命救急センター
pp.320-321
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901477
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- Abstract 文献概要
■意識清明期(lucid interval)を伴った急性硬膜外血腫の症例
患者 48歳,男性.
主訴 意識障害.
現病歴 飲酒後帰宅し,自宅階段で転倒し頭部を打撲.家族に付き添われて近医夜間外来を受診した.受診時,泥酔状態であったが簡単な質間に答えることができた.左後頭部に頭皮下血腫を認めたが,神経学的異常を認めず帰宅した.5時間後に家族が見ると,呼名に応じないので救急車にて当院救命救急センターへ搬送された.
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