和漢診療ケーススタディ 主訴からのアプローチ・6
両足の火照り
安藤 親男
1
,
後藤 敏
2
,
土佐 寛順
3
,
田中 伸明
3
,
川俣 博嗣
3
,
寺澤 捷年
4
1リバーサイドホスピタル内科
2諏訪中央病院整形外科
3リバーサイドホスピタル東洋医学センター
4富山医科大学和漢診療学教室
pp.1125-1128
発行日 1994年12月15日
Published Date 1994/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901379
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和漢診療の基本的な考え方
寺澤 このシリーズでは,外来診療でよくみられるありふれた症状,しかしそれが非特異的で現代医学的にはアプローチが難しいようなものを取り上げております.今回は手足の火照り,熱感を取り上げますが,この症状ではひどい場合には手を水につけてから寝るという人もいます.神経内科領域でも,こういう患者さんは多発性神経炎でもなく,どう対処していいか非常に困ると思います.
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