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特集 隠されたアルコール問題を発見する
アルコール問題への対応
アルコールの胎児・母乳栄養児への影響とその対応
Fetal Alcohol Syndrome
高島 敬忠
1
1東部地域病院小児科
pp.608-609
発行日 1994年7月15日
Published Date 1994/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901228
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- Abstract 文献概要
■アルコール(エタノール)が人胎児に対して催奇形物質として認識されるようになったのは,20年ほど前からのことである.
■その障害の主なものは自然流産や胎児死亡の増加,胎児の成長・発達障害,種々の奇形や知能障害などである.
■アルコールは嗜好品として人間に慣れ親しまれてきたものであるが,殊に妊婦のアルコール摂取が人間の,ひいては国民の資質の低下に繋がることが理解された米国では行政も動き,新しい法律が作成されてきている.
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