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特集 スポーツ医学を外来で役立てる
スポーツ医学のスキル
運動処方の基本的な考え方
Standard Concepts on Exercise Prescription
南谷 和利
1
1順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ医学研究室
pp.422-426
発行日 1994年5月15日
Published Date 1994/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901174
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■運動処方を遂行する際には,薬剤による処方と同様の考え方によって進める.
■運動を受ける者に対しては,個々の体力を心身ともにメディカル・チェックによって十分に把握し,疾病や危険因子の確認を行い,その状況に対応した運動メニューが与えられるように配慮する.メニューの内容については,個々に適合した有酸素性の運動を漸増的に進めさせる.
■運動指導がなされた後には必ずその効果を判定し,運動処方の改変と運動の功罪の検討を十分に行う.
■運動による事故の予防には最大の注意を施す.
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