Japanese
English
特集 内科的治療か外科的治療か
各疾患への対応
肝細胞癌―PEITvsTAEvs肝切除術
Hepatoma : PEIT vs TAE vs Hepatectomy
佐藤 守男
1
,
山田 龍作
1
,
塩山 靖和
1
,
野村 尚三
1
,
木村 誠志
1
,
吉岡 久
1
1和歌山県立医科大学放射線科
pp.238-240
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900775
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■超音波検査で腫瘍径が2cm以下の場合,T. Bil値が3mg/dl以上の肝不全傾向の肝腫瘤性病変の場合,超音波検査でのみ腫瘤病巣が指摘される場合,これらの場合PEITの適応となる.
■肝硬変の程度が軽く(Child A),腫瘍が一区域内に限局している場合,外科的肝切除の適応となる.
■上記2項目以外TAEの適応となる.すなわち, T. Bil値が3未満で腫瘍が2cm以上の場合である.ただし,門脈右一次,本幹に腫瘍栓のないことを前提とする.
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