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特集 内科的治療か外科的治療か
各疾患への対応
食道静脈瘤―内視鏡的硬化療法VS直達手術VSシャント手術
Esophageal Varices : Endoscopic Injection Sclerotherapy VS Direct Interruption VS Shunt Operation
林 星舟
1
1東京都立駒込病院内科
pp.234-236
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900773
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■食道胃静脈瘤は門脈圧亢進症の側副血行路の一つとして出現してくるが,静脈瘤出血は患者の予後を大きく左右するため,その臨床的重要性は極めて高い.
■F2RC (+)以上の食道胃静脈瘤は出血する危険性が高く,出血既往例とともに治療の対象となる.
■治療には内視鏡的硬化療法,直達手術,シャント手術などがあるが,侵襲のより少ない内視鏡的硬化療法が治療法の第1選択となりつつある.
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