増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理
4.肝
肝細胞癌に対する肝切除
井口 友宏
1
,
調 憲
1
,
前原 喜彦
1
Tomohiro IGUCHI
1
1九州大学大学院消化器・総合外科
pp.150-152
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200017
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最近の知見と重要ポイント
□腹腔鏡下手術は低侵襲であり,肝切除の分野でも広く応用されてきている.
□周術期の運動療法により有意にインスリン抵抗性やBTRは改善し,肝機能の維持に有用な可能性がある.
□術後難治性胸腹水は重要な肝切除後の合併症であり,肝線維化と関連するが,ARFIにより術前に肝線維化を予測しうる可能性がある.
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