Japanese
English
特集 臨床医のコモンセンス・2―内科医に必要な他科知識
産婦人科
子宮筋腫と子宮癌
Myom and Uterine Cancer
宮本 尚彦
1
Naohiko Miyamoto
1
1川崎市立川崎病院産婦人科
pp.982-983
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900638
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
・子宮筋腫は良性腫瘍で女性には非常に多い疾患である.
・貧血,不正出血,月経痛,下腹痛,腰痛,下腹部腫瘤,排尿障害,便秘を訴えたら,診察の他に下腹部エコーをしてみる.原因の追求には専門医へのコンサルトも必要.
・子宮が大きくなくても,粘膜下筋腫は過多月経を伴い貧血が強い.
・子宮癌も早期発見が大切.検診が重要であり,症状の有無にかかわらず,年1回の専門医への受診をすすめる.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.