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特集 臨床医のコモンセンス・2―内科医に必要な他科知識
産婦人科
クラミジア感染症
Chlamydia trachomatis Infection
高田 道夫
1
Michio Takada
1
1順天堂大学産婦人科
pp.979-981
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900637
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・STD(→1)であり,起因微生物Chlamydia trachomatis(C.T.)は,女性の子宮頸管,男性の尿道に初感染する.初感染部位の症状は男性において著明であるが,感染の広がりは女性のほうが多彩である.
・診断には,細胞培養法,C.T.の抗原,あるいはDNAの検出が必要であり,抗体のみの検索では未だ十分とはいえない.
・治療は適合抗菌剤による.sexual partnerも同時に治療する.再発,再感染,後遺症への配慮が必要である.
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