総合外来
腹痛を訴える患者―"思い込み"による誤診を避けるために
高見 茂人
1
Shigehito Takami
1
1柳原病院内科
pp.414-415
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900433
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腹痛を主訴に外来を訪れる患者は少なくない.しかも救急であることも多い.腹痛は,急性腹症と呼ばれ外科的緊急手術の対象となる重篤な疾患から,風邪に伴う軽い腹部症状まで幅広い.迅速かつ適切な「診断―対処」が求められる.ここでは,"思い込み"による誤診症例を提示し,医師が陥りやすい落とし穴を考えてみたい.
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