今月の主題 内科医に必要な救急治療
救急治療の実際
解離性大動脈瘤
田村 康二
1
Koji Tamura
1
1山梨医科大学・第2内科
pp.942-943
発行日 1983年6月10日
Published Date 1983/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218304
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本症は激しい疼痛に始まり,急変する臨床像を示すので,診断とその治療にあたっては,内科医と外科医とのよい協力が必要である.しかしながら,予後は残念ながら現在のところではまだよくない.したがって,本症に対する十分な知識をもって,まず本症を早く疑うことが,臨床医にとって必要なことと思われる.
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