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特集 外来で見逃されやすい疾患II―症状からのアプローチ
多発性骨髄腫
Multiple Myeloma
松野 一彦
1
Kazuhiko Matsuno
1
1北海道大学臨床検査医学
pp.114-116
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900340
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■要注意の症状!
血清総蛋白増加
膠質反応異常
γ-glob増加
どのようなとき,多発性骨髄腫を疑うか?
・中~高年齢者で正球性貧血が持続する場合.
・血清総蛋白が増加し,特にγ-globが増えており,膠質反応の異常が見られる場合
・特に原因なく腰背部痛が持続する場合
・病的骨折を起こした場合
・特に上記の2つ以上が重なった場合に強く疑われる.
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