みるトレ
Case 64
佐田 竜一
1
1亀田総合病院総合内科・内科合同プログラム
pp.655-657
発行日 2014年7月15日
Published Date 2014/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414103282
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Case 64
患者:41歳,女性.
主訴:咳・痰.
生活歴:ADL自立,喫煙・飲酒歴なし.
薬剤歴:MTX 6mg/週,プレドニゾロン8mg/日,クラリスロマイシン600mg/日,リファンピシン450mg/日,エタンブトール500mg/日.
現病歴:関節リウマチと非定型抗酸菌症にて加療中.定期受診時に「1週間前から咳,痰が増加してきた.特にしんどくないし熱もない」と言っている.
身体所見:体温35.9℃,呼吸数12回/分,血圧110/62mmHg,脈拍72回/分,呼吸音異常なし.
検査所見:胸部X線:明らかな変化なし,採血でも特記すべき変化なし.
提出された喀痰のグラム染色を示す(図1a, b).
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