特集 今日の外科―連携のための最新知識
【スペシャル・アーティクル】
ロボット手術の最前線
宇山 一朗
1
1藤田保健衛生大学上部消化管外科
キーワード:
ロボット支援手術
,
da Vinci Surgical System(ダヴィンチ)
,
三次元画像下での奥行きのある安全で精緻な手術操作
,
低侵襲性
,
機能温存効果
Keyword:
ロボット支援手術
,
da Vinci Surgical System(ダヴィンチ)
,
三次元画像下での奥行きのある安全で精緻な手術操作
,
低侵襲性
,
機能温存効果
pp.330-332
発行日 2013年4月15日
Published Date 2013/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102814
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da Vinci S HD Surgical System(Intuitive Surgical社)が,2009年11月に日本で薬事法承認が得られてから,本邦でも導入施設が急速に増加し,現在80台以上が稼働し,保有台数では米国に次ぎ世界第2位である.この背景には,泌尿器領域における世界的なda Vinci Surgical System(以下,ダヴィンチ)の普及と,これに伴う前立腺全摘術の保険収載が大きく影響していると思われる.われわれの施設では,2009年からダヴィンチを臨床導入し,消化器外科領域でも積極的にロボット支援手術を行ってきた.本稿では,その経験を中心に消化器外科領域におけるロボット支援手術の最前線を紹介する.
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