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特集 消化管手術での“困難例”対処法—こんなとき,どうする?
総論
ロボット手術での癒着剝離のコツ
Technical aspects of intraperitoneal adhesiolysis in robotic surgery
芹澤 朗子
1
,
柴崎 晋
1
,
梅木 祐介
1
,
鈴木 和光
1
,
中内 雅也
2
,
田中 毅
1
,
稲葉 一樹
2
,
宇山 一朗
2,3
,
須田 康一
1,4
Akiko SERIZAWA
1
1藤田医科大学総合消化器外科
2藤田医科大学先端ロボット内視鏡手術学講座
3藤田医科大学先端外科治療開発共同研究講座
4藤田医科大学高度情報医療外科学共同研究講座
キーワード:
ロボット支援手術
,
癒着剝離
Keyword:
ロボット支援手術
,
癒着剝離
pp.660-666
発行日 2023年6月20日
Published Date 2023/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214145
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【ポイント】
◆手術における“癒着剝離”=本来あるべきoriginal anatomyを回復することであり,癒着剝離を制するには,「正常を知り尽くす」ことが肝要となる.
◆手術支援ロボットda Vinci Surgical System(DVSS, Intuitive Surgical)を用い多様な手術を行うには,適切な手術のコンセプトとロボットを使いこなす技術の両立が求められる.ロボット支援手術で遭遇する様々な癒着剝離について,実際の手術手技を交え概説する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年6月末まで)。
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