特集 思春期女子への診療―ティーンズとどう向き合いますか
ティーンズ女子への介入
子宮頸がんワクチン対象になったら
久布白 兼行
1
1東邦大学医療センター大橋病院産婦人科
キーワード:
子宮頸がん
,
子宮頸部異形成
,
ヒトパピローマウイルス(HPV)
,
HPV予防ワクチン
,
がん検診
Keyword:
子宮頸がん
,
子宮頸部異形成
,
ヒトパピローマウイルス(HPV)
,
HPV予防ワクチン
,
がん検診
pp.820-822
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102313
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近年,子宮頸がんは罹患患者の若年化傾向が見られる.一方,子宮頸がんの主たる原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンが接種されている.現在,日本ではHPV16型と18型の感染を予防可能な2価ワクチンが承認されているが,国外ではHPV16型と18型に加えて6型,8型の感染を予防する4価ワクチンも広く接種されている.そこで本稿では,子宮頸がんの成り立ちをはじめとして,HPVとのかかわり,そしてHPV予防ワクチンの現況について述べる.
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