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特集 HPVワクチンと子宮頸がんHPV1次検診
子宮頸がんのない未来へ
-――WHOの世界的戦略
Global strategy to eliminate cervical cancer
シャロン ハンリー
1
Sharon J. B. Hanley
1
1北海道大学環境健康科学研究教育センター
キーワード：
子宮頸がん
,
ヒトパピローマウイルス（HPV）
,
予防接種
,
根絶
Keyword:
子宮頸がん
,
ヒトパピローマウイルス（HPV）
,
予防接種
,
根絶
pp.776-780
発行日 2022年2月12日
Published Date 2022/2/12
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28007776
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子宮頸がんは予防可能ながんで，早期発見，治療により高い確率で治癒が可能であるにもかかわらず，世界的に社会的・経済的，接種へのためらい，ヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチン不足などのさまざまな理由で，かならずしも根絶の方向に向かっていることは言い難い．こうした認識のもと，WHOは2020年11月に子宮頸がん根絶を加速させるためのグローバル戦略を正式にはじめた．本稿では，国内外における子宮頸がん根絶に対するHPVワクチン課題について解説する．
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