What's your diagnosis?[92]
甲羅に阻まれて
三浦 拓郎
1
,
鶴岡 歩
1
,
井上 賀元
1
,
高木 幸夫
1
1京都民医連中央病院内科
pp.560-563
発行日 2010年8月15日
Published Date 2010/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101967
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病歴
患者:68歳,男性.
主訴:1カ月間続く発熱,全身倦怠感.
現病歴:15年前より関節リウマチで通院中であり,プレドニゾロン,メトトレキサート,NSAIDsで治療されていた.
入院1カ月ほど前より38℃台に達する発熱が出現.自宅で様子を見ていたが解熱しないため,入院18日前に当院救急外来受診.発熱以外の症状がなく,診察上胸腹部に異常を認めず,血液検査上も異常がなかったため,NSAIDsを処方され帰宅.その後も発熱が持続し,倦怠感も出現したため10日前に当院外来受診.原因不明だが症状に明らかな増悪はなく診察上も異常ないため,経過観察とし帰宅.その後も症状が改善しないため入院前日に再度受診.精査加療を目的に入院された.
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