JIM Report
一般病院における摂食・嚥下への取り組み
佐藤 元美
1,2
1藤沢町福祉医療センター
2国保藤沢町民病院
キーワード:
チーム医療
,
チームリハビリ
,
摂食・嚥下
,
肺炎予防
Keyword:
チーム医療
,
チームリハビリ
,
摂食・嚥下
,
肺炎予防
pp.76-78
発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100779
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藤沢町民病院は一般病床54の内科主体の地域病院である.藤沢町の行政組織である福祉医療センター(病院,特別養護老人ホーム,介護老人保健施設[以下,老健],デイサービス,デイケア,訪問看護ステーション,グループホーム,保健センター,在宅介護支援センター)の1部門である.藤沢町の高齢化率は30%を超えている.
摂食・嚥下障害に取り組むまで
当院が摂食・嚥下に取り組んだ背景は,おおむね次の2つの点である.1つは高齢者の肺炎が多く,入院や死亡の主因を占めていること.もう1つは脳卒中の後遺症としての摂食・嚥下障害が退院を阻害する大きな原因となっていることである.
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