病院めぐり
社会保険中央総合病院泌尿器科
原田 昌幸
pp.963
発行日 2001年9月20日
Published Date 2001/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904528
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社会保険中央総合病院はJR新大久保駅および大久保駅から徒歩7〜8分のところにあります。今までであれば新大久保駅の名を知る人も少なかったものと思いますが,ホームから転落した人を自らの命をも顧みず救おうとし,2人の若者が命を失ったこの駅での出来事はまだ記憶に新しいことでしょう。また,大久保駅周辺は知る人ぞ知る焼肉屋のメッカであり,雑誌やテレビ番組で紹介されることも多く,食べ盛りの若い看護婦たちの食欲を満たすのに重宝しています。この両駅を中心とした繁華街は歌舞伎町にも近く,日本とは思えないほど多くの外国人を見かけることができ,国際色豊かであります。
当院の前身は昭和22年に東京社会保険協会山手病院として大久保の地に設立され,昭和32年に社会保険中央総合病院と改称,昭和62年に現在地(百人町)に移転し,今日に至っています。当院の診療科は23科,病床数は418床で,健康管理センター(人間ドック)を有しています。当院の特徴である大腸肛門病センターと内科のクローン病外来は特に有名であり,全国各地から患者さんが診察を受けにきています。
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