グラフ
社会保険中央病院
小島 博
,
木村 孝
,
新井 賢一
pp.39-54
発行日 1956年1月1日
Published Date 1956/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201056
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社会保険中央病院は,全国保険病院のセンターとして昭和30年に完成された。ベツト数は300床,地上6階,地下1階で総呼数は約1,800坪,これに約320坪の高等看護学院が附属している。この病院は現在の一応完備した綜合病院が1床当り15〜20坪であるのに比べて,その約1/2〜1/3以下の1床当り6坪で出来ている。云わば現在の綜合病院のリミツトデザインである。
この病院を使つて毎日仕事をしている吾々の立場からこの建築を見て,主に不備,不便な点を挙げて見よう。それが将来造られる病院に幾らかでも役に立てば幸いである。
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