病院めぐり
鈴鹿中央総合病院泌尿器科
斎藤 薫
pp.430
発行日 1997年5月20日
Published Date 1997/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904399
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[沿革]当院の歴史は古く,昭和13年に地域農民の健康管理の目的から,農業協同組合の前身である産業組合により設立された。4科で30床と小さな病院として始まったが,紡績,石油化学工場などに加えて,本田技研,鈴鹿サーキットなどの企業進出による市の発展とともに,三重県厚生連中勢総合病院と大きくなった。平成5年には現在の場所に新築・移転し,名称も「鈴鹿中央総合病院」と変わり,17科,500床,医師数59名の大病院となった。泌尿器科は昭和39年に皮膚泌尿器科として開設され,昭和45年に筆者が非常勤で赴任してから泌尿器科として分離独立し,現在では3人の医師で年間1,500人の新患と320〜350人の入院患者を取り扱い,三重県ではトップクラスの泌尿器科となっている。
[スタッフと診療内容]医師は,筆者の斎藤 薫(副院長),田島和洋(手術室医長兼務)および梅田佳樹医師の3名で,看護婦3名,事務員1名となっている。外来診療受付時間は午前8時30分から11時30分までである。水曜日は大きな手術を午前中から行うため1診のみとし,三重大学から非常勤医師の応援をもらっている。他の曜日(月〜金曜日)は2診とし,第2診察室は予約再来患者のみとなっている。
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