病院めぐり
社会保険神戸中央病院泌尿器科
源吉 顕治
pp.279
発行日 2002年3月20日
Published Date 2002/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903470
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当院は昭和23年に神戸市生田区(現中央区)にて5診療科,45床で開院しました。その後,社会保険病院としての使命を果たすべく地域医療の一翼を担い発展を続けましたが,病院の建物の老朽化が進むとともに挟隘となり,高度な医療を提供することが困難となったため,昭和61年に現在の神戸市北区に標榜診療科目15診療科,病床数 424床で新築移転しました。北区は六甲山系の北側に広がる市内最大の区であり,近年,阪神エリアのベッドタウンとして住宅開発が進み,人口が急増している地域です。病院は高台の上に建ち,冬期の寒さは厳しいですが,眺望は素晴らしく,天気のよい日には大阪湾も望めます。移転後も,健診センター,老健施設,緩和ケア病棟などの諸施設を拡充し,地域の中核病院として現在に至っています。
泌尿器科は昭和43年に皮膚泌尿器科より分離し,三品輝男先生が初代泌尿器科部長を勤められました。その後,一時常勤医不在の時期を経て,昭和49年に寺杣一徳部長が就任し,昭和54年に伊藤部長に引き継がれました。現在は伊藤登副院長,源吉顕治,中野雄造の常勤医師3名が勤務しています。
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