病院めぐり
国立金沢病院泌尿器科
勝見 哲郎
pp.521
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901542
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国立金沢病院は,金沢陸軍病院が敗戦によって昭和20年12月1日厚生省に移管されるに伴い開設され,今日にいたっています。病院の周囲の環境はすばらしく,日本三公園のひとつである兼六公園は病院内より見渡せることが出来,周囲の文教施設も,石川県立歴史博物館,石川県立美術館,石川県立能楽堂,石川護国神社など徒歩1〜2分の距離にあり,緑多く,春は桜,秋は紅葉と四季折々の自然を親しむことが出来ます。また当院は金沢市の高台に在り,夜の帳が降りる頃には赤い灯,青い灯瞬く市街地を一望に出来るうえ,市内一の歓楽街である香林坊,片町まで歩いて10〜15分という好立地条件にあるため夜の散歩の回数も自然に増える傾向にあるようです。さらに付け加えるならば病院から30分以内に行けるゴルフ場の数は4か所,1時間以内ではさらに6〜7か所増え,プロ競技が開催されるコースも4か所含まれています。病院の病床数は665床で,泌尿器科は皮膚,泌尿器科医長として1954年6月1日より勤務されておられた故並木重吉博士が1968年5月15日より泌尿器科単独の初代医長となり,1982年4月1日より2代目医長として勝見哲郎が赴任し,現在に至っています。医師の定員は2名で1993年から金沢大学医学部泌尿器科学教室から研修医1名を派遣していただいています。
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