病院めぐり
東京逓信病院泌尿器科
佐々木 幸弘
pp.520
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901541
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当院はJR中央線飯田橋駅の近くにあり,周辺に神楽坂や靖国神社や法政大学があります。また外堀沿いに堀を臨むように建っており,春には堀沿いの桜並木が満開となり沢山の花見客が訪れます。
当院は昭和13年2月に郵政省職員とその家族の健康を守るために職域病院として設立されました。その当時"暖流"という映画の舞台となるほど美しい白亜の建物だったようです。建物の老朽化に伴い昭和57年4月に9階建ての茶色の煉瓦造りに建て代えられ現在に至っています。昭和60年2月に田中角栄元首相が入院されたことでも知られています。もともと職域病院であるため閉鎖的な色彩が強かったのですが,昭和61年3月には保険機関として承認を受け一般に開放されました。さらに平成7年度からは都の要請を受け二次救急を開始する予定です。
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