病院めぐり
国立大分病院泌尿器科
河野 信一
pp.900
発行日 1991年10月20日
Published Date 1991/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900464
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本院の歴史は古く1908(明治41)年に大分陸軍病院として創設され,1945(昭和20)年終戦に伴い厚生省に移管され国立大分病院となったものである.しかしこの終戦後も占領軍に接収されたりで3回所在地を変更している.現在の建物は鉄筋コンクリート6階建てであるが,1979(昭和54)年国立療養所二豊荘と組織統合されたもので,12年しか経っておらず,外来,病棟をはじめすべてが合理的に配置されている.
当科の初代医長は,熊本大学から故池上圭一教授門下生の植田覚さとる先生が新病院になるや赴任され昨年まで勤められた.1978(昭和53)年大分医科大学が新設されてからは,緒方二郎教授の泌尿器科学教室より門下生が2年毎に派遣され臨床研修を行っている.
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