特集 徹底攻略! 副腎腫瘍2023―泌尿器科医が知っておくべき重要ポイント
〈治療〉
褐色細胞腫・パラガングリオーマに対する核医学治療
國田 優志
1
,
森 博史
1
,
絹谷 清剛
1
1金沢大学附属病院核医学診療科
キーワード:
褐色細胞腫・パラガングリオーマ
,
PPGL
,
123I-MIBG
,
131I-MIBG
Keyword:
褐色細胞腫・パラガングリオーマ
,
PPGL
,
123I-MIBG
,
131I-MIBG
pp.806-812
発行日 2023年9月20日
Published Date 2023/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207921
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▶ポイント
・治癒切除不能な褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)の治療として,ライアットMIBG-I131静注を用いた核医学治療が保険診療可能となった.
・ライアットによる治療後に131I-MIBGシンチグラフィを撮像することによって,123I-MIBGシンチグラフィと同様に病変の集積の程度や分布を把握することが可能である.
・ライアットの複数回投与法は奏効率を向上させ,過剰カテコールアミンの抑制に有用である.
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