特集 徹底攻略! 副腎腫瘍2023―泌尿器科医が知っておくべき重要ポイント
〈ピックアップ〉
国内外の副腎腫瘍に関わるガイドラインの現状
蘆田 健二
1
,
永山 綾子
1
,
野村 政壽
1
1久留米大学医学部内科学講座内分泌代謝内科部門
キーワード:
副腎腫瘍
,
クッシング症候群
,
原発性アルドステロン症
,
褐色細胞腫
,
機能性副腎腫瘍
Keyword:
副腎腫瘍
,
クッシング症候群
,
原発性アルドステロン症
,
褐色細胞腫
,
機能性副腎腫瘍
pp.814-821
発行日 2023年9月20日
Published Date 2023/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207922
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▶ポイント
・副腎癌の早期診断に向けた日常診療ガイドラインが作成されるとともに,遺伝子診断・メタボローム解析など新たな取り組みが始まっている.
・コルチゾール産生腫瘍は,予後を見据えた病型診断がガイドラインで示されているが,今後両側性腫瘤への手術を含めた治療法の選択が課題として残っている.
・ガイドラインに沿った原発性アルドステロン症の診断治療が患者予後の改善につながること期待される.
・潜在悪性,遺伝性の多い褐色細胞腫/傍神経節腫の診断と患者予後の改善に向けた治療法のガイドラインが策定されてきている.
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