特集 どこまで変わるの? 腎細胞癌診療の進歩
〈薬物治療〉
複合免疫療法―アベルマブ+アキシチニブ/ニボルマブ+カボザンチニブ
大庭 康司郎
1
1長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科
キーワード:
アベルマブ+アキシチニブ
,
ニボルマブ+カボザンチニブ
,
ICI+TKI
Keyword:
アベルマブ+アキシチニブ
,
ニボルマブ+カボザンチニブ
,
ICI+TKI
pp.372-377
発行日 2023年4月20日
Published Date 2023/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207830
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▶ポイント
・アベルマブ+アキシチニブ療法およびニボルマブ+カボザンチニブ療法は,未治療転移性腎細胞癌に対する一次治療として保険収載されている.
・免疫チェックポイント阻害薬(ICI)とチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の併用による相加効果および相乗効果が期待できる.
・治療効果に比例して急性増悪(AE)のリスクがあるため,対象患者の選択に十分な検討が必要である.
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