特集 どこまで変わるの? 腎細胞癌診療の進歩
〈薬物治療〉
複合免疫療法―ニボルマブ+イピリムマブ
城武 卓
1
1埼玉医科大学国際医療センター泌尿器腫瘍科
キーワード:
持続的な効果
,
免疫関連有害事象
,
診療連携と患者教育
Keyword:
持続的な効果
,
免疫関連有害事象
,
診療連携と患者教育
pp.356-362
発行日 2023年4月20日
Published Date 2023/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207828
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▶ポイント
・がん免疫サイクルに基づいて免疫チェックポイント阻害薬の作用機序を理解する.
・ニボルマブ+イピリムマブ併用療法は,従来の標準的治療より幅広くかつ持続的な治療効果が期待される.
・ニボルマブ+イピリムマブ併用療法は,単剤療法と比べて高率に重篤な副作用が発現するため,そのリスクマネジメントが重要である.
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