特集 どこまで変わるの? 腎細胞癌診療の進歩
〈薬物治療〉
逐次療法
高橋 正幸
1
,
金山 博臣
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部泌尿器科学分野
キーワード:
逐次療法
,
免疫複合療法
,
血管内皮細胞増殖因子受容体―チロシンキナーゼ阻害薬
,
VEGFR-TKI
Keyword:
逐次療法
,
免疫複合療法
,
血管内皮細胞増殖因子受容体―チロシンキナーゼ阻害薬
,
VEGFR-TKI
pp.378-387
発行日 2023年4月20日
Published Date 2023/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207831
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▶ポイント
・一次治療がニボルマブ+イピリムマブ併用療法の場合,逐次療法では,どのVEGFR-TKIも高い有効性が示されている.
・一次治療が免疫チェックポイント阻害薬+血管内皮細胞増殖因子受容体―チロシンキナーゼ阻害薬(VEGFR-TKI)の場合,カボザンチニブやスニチニブの有効性が示されている.
・今後,逐次療法として免疫チェックポイント阻害薬+VEGFR-TKIやHIF-2阻害薬などの新しい治療法が期待されている.
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