特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
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精巣病理組織から男性不妊症を再考する
岩月 正一郎
1
,
梅本 幸裕
2
,
安井 孝周
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野
2名古屋市立大学医学部附属西部医療センター泌尿器科
キーワード:
病理診断
,
無精子症
,
造精障害
Keyword:
病理診断
,
無精子症
,
造精障害
pp.742-747
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207655
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▶ポイント
・精巣生検は,無精子症の患者に対して必ず行うべき検査である.
・精巣生検の目的は,造精機能と評価と悪性所見の検索である.
・造精機能は,病理組織診断による定性評価とJohnsen's scoreによる定量評価で行う.
・症例間で病理組織所見のバリエーションが豊富である.
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