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特集 泌尿器科検査のここがポイント
M 生検
精巣生検
Q78 精巣生検の適応,方法,合併症について教えてください。
Testicular biopsy
今本 敬
1
,
鈴木 啓悦
1
,
市川 智彦
1
Takashi Imamoto
1
,
Hiroyoshi Suzuki
1
,
Tomohiko Ichikawa
1
1千葉大学医学部泌尿器科
キーワード:
男性不妊症
,
無精子症
,
精巣内精子採取術
Keyword:
男性不妊症
,
無精子症
,
精巣内精子採取術
pp.301-305
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102016
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要旨 精巣生検の適応となる病態は,病理組織学的に造精機能を評価する必要性があると考えられる症例であり,閉塞性無精子症,非閉塞性無精子症(特発性造精機能障害),高度乏精子症が挙げられる。ただ,精巣生検の所見は精巣容積や血中FSH値と同様に精子回収の予測因子とはならず,精巣への侵襲も考慮して,現在では精巣内精子採取術(testicular sperm extraction:TESE)と同時に施行されることが多い。本稿では単純に精巣生検の手技,方法について述べる。
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