特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
〈最近の話題〉
環境因子から男性不妊症を再考する
小川 総一郎
1
,
佐藤 雄一
1
,
小島 祥敬
1
1福島県立医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
環境保健
,
残留性有機汚染物質
,
内分泌攪乱作用
Keyword:
環境保健
,
残留性有機汚染物質
,
内分泌攪乱作用
pp.736-741
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207654
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▶ポイント
・残留性有機汚染物質と男性の精子数減少の関連性が注目されてきた.
・加えて,大気汚染,マイクロプラスチック,電磁波などの影響についての研究も散見される.
・環境問題と男性不妊症との関係にはいまだ不明な点が多く,質の高い研究が求められる.
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