特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
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AYA世代の男性癌患者の妊孕性温存を再考する
岩端 威之
1
,
大坂 晃由
1
,
岡田 弘
2
,
杉本 公平
2
,
齋藤 一隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 泌尿器科
2獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンター
キーワード:
妊孕性温存
,
若年男性がん患者
Keyword:
妊孕性温存
,
若年男性がん患者
pp.748-754
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207656
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▶ポイント
・がん治療の進歩に伴って,若年がん患者の長期生存が可能となってきており,治療後のQOLに影響を与える因子として妊孕性温存が挙げられる.
・若年男性がん患者に対して,がん治療する前には,妊孕性に与えるリスクを説明し,妊孕性温存の選択肢があることを提示する必要がある.
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