特集 尿路性器感染症の治療薬はこう使う!―避けては通れないAMRアクションプラン
経口ペニシリン系:PCG・ABPC・AMPC・AMPC/CVA
定平 卓也
1
,
丸山 雄樹
1
1岡山大学病院泌尿器科
キーワード:
経口ペニシリン系
,
尿路性器感染症
,
梅毒
Keyword:
経口ペニシリン系
,
尿路性器感染症
,
梅毒
pp.94-96
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207435
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▶ポイント
・ペニシリン系薬の作用機序は,細胞壁の合成阻害により殺菌的に作用する.
・ペニシリン系薬は,時間依存性の抗菌薬であり,抗菌薬の血中濃度が最小発育阻止濃度を超えている時間を確保することが重要である.
・アモキシシリンは,バイオアベイラビリティが非常に高く,経口ペニシリン系薬では第一選択となることが多い.
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