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特集 研究室で役に立つ新しい試薬
活性制御試薬
ヌクレオチドおよび類似物
AMP-PNP
室伏 擴
1
Hiromu Murofushi
1
1東京大学理学部生物化学
pp.392
発行日 1989年8月15日
Published Date 1989/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905320
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- Abstract 文献概要
■構造および特性
AMP-PNP(5'-adenylylimidodiphosphate)は,ATPのβ位のPとγ位のPとを結び付けるOをイミド基(-NH-)で置き換えた化合物である(総論の図1参照)。この化合物は,ATPのβ-リン酸とγ-リン酸との結合の切断を伴う反応を触媒する酵素の阻害剤として開発された。類似の構造を持つ化合物として,イミド基の代わりにメチレン基(-CH2-)を持ったAMP-PCP(5'-adenylylmethylenediphosphonate)があるが,-NH-の結合角度が-CH2-の場合よりも-O-の結合角度に近いため,ATPの類似体としてはAMP-PNPの方がAMP-PCPよりも優れている。
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