Japanese
English
特集 泌尿器腫瘍の機能温存手術―知っておくべき適応と限界
〈副腎・腎〉
腹腔鏡下副腎部分切除術
Laparoscopic partial adrenalectomy
西本 紘嗣郎
1
,
向井 邦晃
2
,
牧田 幸三
3
Koshiro Nishimoto
1
,
Kuniaki Mukai
2
,
Kouzou Makita
3
1埼玉医科大学国際医療センター泌尿器腫瘍科
2慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター
3練馬光が丘病院放射線科
キーワード:
原発性アルドステロン症
,
副腎部分切除術
,
超選択的副腎静脈サンプリング
,
ssAVS
Keyword:
原発性アルドステロン症
,
副腎部分切除術
,
超選択的副腎静脈サンプリング
,
ssAVS
pp.632-641
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206990
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▶ポイント
・両側副腎腫瘍,片側副腎のみを有する患者に発生した副腎腫瘍,あるいは家族性副腎腫瘍などに対しては,可能な限り副腎部分切除術を行うことが望まれる.
・アルドステロン産生腺腫の副腎部分切除の適応決定には,超選択的副腎静脈サンプリング(ssAVS)による副腎区域別のアルドステロン産生能の評価が必要不可欠である.
・アルドステロン産生腺腫と副腎偶発腫の病理学的鑑別診断には,アルドステロン合成酵素(CYP11B2)に対する免疫組織化学染色が有用である.
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