Japanese
English
特集 泌尿器腫瘍と機能温存手術―スタンダードテクニックとピットフォール
副腎部分切除術
Partial adrenalectomy
笹川 五十次
1
Isoji Sasagawa
1
1山形徳洲会病院
キーワード:
副腎腫瘍
,
副腎部分切除術
,
腹腔鏡手術
Keyword:
副腎腫瘍
,
副腎部分切除術
,
腹腔鏡手術
pp.7-12
発行日 2010年1月20日
Published Date 2010/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101876
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 副腎部分切除術は,副腎皮質予備能の温存を期待できる手術である。後方到達式による後腹膜腔鏡下副腎部分切除術は,操作スペースが狭く,位置関係の把握に経験が必要ではあるが,腹腔内臓器の影響を受けずに直接的に副腎に到達できるという利点がある。副腎摘除術と比較しても低侵襲で安全な手術であり,良性の副腎腫瘍に対する術式として修得する価値はあると考えられる。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.