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特集 泌尿器科で起きる患者の急変―なにを考え,どのように対応するか!
Ⅴ.癌薬物療法時に起きる急変
抗癌化学療法剤・分子標的薬投与後に,患者の血圧が急に低下した。
Emergency management for the patient with low blood pressure after chemotherapy or molecular targeted therapy
本郷 文弥
1
,
三木 恒治
1
Fumiya Hongo
1
,
Tsuneharu Miki
1
1京都府立医科大学泌尿器科学教室
キーワード:
血圧低下
,
分子標的薬
,
抗癌剤
,
有害事象
Keyword:
血圧低下
,
分子標的薬
,
抗癌剤
,
有害事象
pp.688-690
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103662
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Point
●血圧の急激な低下は緊急性を要するものが多く,ベッドサイドでの即時の対応が求められる。
●抗癌化学療法や分子標的薬投与後に生じるものとしてはアナフィラキシーショックや敗血症性ショックに注意が必要である。
●ショックと診断されれば直ちに救命処置を行う。
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