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特集 腎癌に対する薬物療法─最新エビデンスを実臨床に活かす
非淡明細胞癌に対する薬物療法─ベストプラクティスは何か
Drug therapy for metastatic non-clear cell renal cell carcinoma
加藤 智幸
1
Tomoyuki Kato
1
1山形大学医学部腎泌尿器外科学講座
キーワード:
非淡明型腎細胞癌
,
分子標的薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
Keyword:
非淡明型腎細胞癌
,
分子標的薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
pp.58-62
発行日 2018年1月20日
Published Date 2018/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206171
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▶ポイント
・非淡明細胞癌の薬物療法に関するエビデンスは乏しいが,主として分子標的薬の有効性が検討されている.
・非淡明細胞癌に対してはチロシンキナーゼ阻害薬がmTOR阻害薬よりも有効と考えられるが,淡明細胞癌に比べるとその有効性は低い.
・集合管癌に関しては抗がん剤を用いた化学療法の有効性が示唆されている.
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