Japanese
English
特集 神経因性膀胱の完全制覇
〈脊髄・脊椎疾患による神経因性膀胱〉
先天性脊椎疾患(二分脊椎・仙骨形成不全・脊髄係留症候群)
Congenital spinal abnormality(spina bifida, sacral agenesis, tethered cord syndrome)
吉野 薫
1
Kaoru Yoshino
1
1あいち小児保健医療総合センター泌尿器科
キーワード:
二分脊椎
,
脊髄係留症候群
,
下部尿路機能障害
Keyword:
二分脊椎
,
脊髄係留症候群
,
下部尿路機能障害
pp.176-181
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205872
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・早期に検尿や腎・膀胱の超音波検査,UDS検査を行い,結果に応じて治療方針を立てる.
・治療の目的は,腎機能障害の予防,尿路感染の予防,社会的に困らない尿禁制の獲得(就学期以降)である.
・薬物治療や間欠導尿などの内科的管理が第一選択であり,内科治療に反応せず下部尿路機能障害が進行する症例では手術治療を考慮する.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.