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特集 神経因性膀胱の完全制覇
〈末梢神経障害による神経因性膀胱〉
糖尿病における下部尿路機能障害─病態と診療マネジメント
Pathogenesis and managements of the diabetic cystopathy
櫛田 信博
1
,
赤井畑 秀則
1
,
小島 祥敬
1
Nobuhiro Kushida
1
,
Hidenori Akaihata
1
,
Yoshiyuki Kojima
1
1福島県立医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
糖尿病
,
下部尿路機能障害
,
末梢神経障害
Keyword:
糖尿病
,
下部尿路機能障害
,
末梢神経障害
pp.182-188
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205873
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▶ポイント
・糖尿病による下部尿路機能障害は古典的には膀胱支配神経の障害,いわゆる末梢神経障害が主因と考えられ,低活動膀胱を呈するとされる.
・実際の糖尿病患者の下部尿路症状は蓄尿症状も含め多彩であり,最近ではさまざまな病因があることがわかってきた.
・下部尿路機能障害を的確に診断し,病態を踏まえた治療マネジメントを行う必要がある.
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