画像診断
排尿困難を主訴とした骨盤腔内嚢胞状腫瘤
実川 正道
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室
pp.841-844
発行日 1988年9月20日
Published Date 1988/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204840
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
患者 48歳,男性。
主訴 排尿困難。
初診 1988年2月。
既往歴 特記すべきことなし。
家族歴 特記すべきことなし。
現病歴 数年にわたる膀胱頸部閉塞症状の精査のため受診。直腸診にて前立腺部に表面平滑で緊満した径10cm大の嚢胞状腫瘤が触知され,その精査のため入院となる。
検査所見 血液一般,血液生化学検査,そして血中腫瘍マーカーに異常を認めず。
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.