増大号 超音波検査のパニック所見—いま知りたい、チェックポイントと緊急性
4章 心エコー領域:緊急所見
新規の心腔内腫瘤
吉川 浩一
1
1東邦大学医療センター大橋病院臨床生理機能検査部
キーワード:
心腔内腫瘤
,
パニック所見(像)
,
院内心停止
,
IHCA
,
無脈性電気活動
,
PEA
Keyword:
心腔内腫瘤
,
パニック所見(像)
,
院内心停止
,
IHCA
,
無脈性電気活動
,
PEA
pp.372-378
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200700040372
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はじめに
パニック値は“生命が危ぶまれるほど危険な状態にあることを示唆する異常値”と定義されている1).超音波検査においては多くの場合,異常画像所見(以下,異常所見)を指すものと考えられる.異常所見と一口に言っても,その内容によって緊急度は異なる.
本稿では2023年11月に超音波医学会から公示された『超音波検査の「パニック所見:緊急に対応すべき異常所見」:総論・各論』2)に準じて,新規に発症した心腔内腫瘤について筆者が経験した各症例をもとに概説する.

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