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腹腔内腫瘤―問題
清水 潤一
1
,
熊田 卓
1
1大垣市民病院消化器科
pp.768
発行日 2003年11月15日
Published Date 2003/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100405
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患者 53歳,男性.主訴 肝腫瘤精査.
既往歴 C型慢性肝炎,交通事故(脾損傷にて脾摘.輸血施行).
現病歴 1988年に肝障害を指摘されC型慢性肝炎と診断される.1996年に当科紹介となりIFN療法を行い著効を得ている.その後の定期的な腹部超音波検査で肝右後区域に3cm大の低エコーを示す腫瘤を認め,囊胞として経過観察していたが,2003年10月の腹部CT検査で同腫瘤は造影効果を認めたため精査治療のため入院となる.
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