Japanese
English
手術手技
経胸式副腎摘出術
Trans Thoracic Trans Diaphragmatic Adrenoectomy
赤阪 雄一郎
1
Yuichiro Akasaka
1
1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
1Department of Urology, The Jikei University School of Medicine
pp.699-703
発行日 1986年9月20日
Published Date 1986/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204336
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副腎は身体の深部に位置する臓器であるため,従来よりよく用いられている経腹式,経腰式では手術創に比較して得られる視野は必ずしも大きくなく,経背式では体位の関係から麻酔上の困難性が問題となる。いずれの術式も一長一短があるが,術前に局在診断の確定している副腎手術にたいして,われわれは経胸,経横隔膜,腹膜外到達法(以下経胸式)を行つて,好結果を得ているので,ここでこの術式について述べる。
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