Japanese
English
手術手技
逆流防止術—Ureteral Crossover Method
Antireflux Operation:Ureteral Crossover Method
近藤 厚生
1
,
小谷 俊一
1
Atsuo Kondo
1
,
Toshikazu Otani
1
1名古屋大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Nagoya University, School of Medicine
pp.617-621
発行日 1986年8月20日
Published Date 1986/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204317
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最近の逆流防止手術成績は著しく向上し,ほぼ100%に近い値が報告されている。今回,われわれが解説するureteral crossover methodは1982年に発表したもので1),その特徴は粘膜下で2本の尿管が交叉し,かつ尿管断端は内尿道口を指向しない点である。手技上の利点は粘膜下トンネルを(理論上どれだけでも)長く確保でき,かつ新尿管口が手術野の中央に位置するため膀胱壁との縫合が極めて容易な点である。
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