講座
臨床統計入門(9)—2群間の生存率の比較
杉田 暉道
1
1横浜市立大学医学部公衆衛生学教室
pp.839-842
発行日 1978年9月20日
Published Date 1978/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202613
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
【問】某疾患患者を新治療法(新治療群)で1950年に62名を治療し,その後1955年まで5カ年間観察した。1951年には48名を治療して,4カ年間観察した。1952年には40名を治療して,3カ年間観察した。1953年には55名を治療して2カ年間観察した。1954年には51名を治療して1カ年間観察した(第1表)。同疾患患者を従来の治療法(対照群)で1950年に58名を治療し,その後1955年まで5カ年間観察した。1951年には61名を治療して4カ年間観察した。1952年には65名を治療して3カ年間観察した。1953年に52名を治療して2カ年間観察した。1954年に55名を治療して1カ年間観察した(第4表)。
両群の生存率を比較せよ。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.